中小企業のM&Aについて解説!概要や 実践的な手法、事例をご紹介
近年、中小企業においてM&Aが有効な経営戦略の手法であるという認識が広がりつつあります。
事業承継の一つの手段としてM&Aが活用され始めたのが、注目され始めたきっかけでした。
最近では、買い手側の中小企業においても、新規事業の立ち上げや企業の成長戦略の観点で、M&Aを検討するケースが増えています。
そこで本記事では、中小企業のM&Aの動向やその背景、用いられる手法や流れについて紹介します。
この記事を読むことで、中小企業のM&Aに対する理解が深まり、実際にM&Aを進める際の不安や疑問点を解消できるでしょう。
記事だけでは解決できない不安や疑問は、経験豊富なアドバイザーがご相談を承っております。
目次
中小企業のM&A動向
まずこの章では、中小企業のM&Aの動向について解説します。
近年、増加傾向にある中小企業のM&Aについて、その背景や具体的な件数の推移について解説していきますので、参考にしてみてください。
中小企業とは?
中小企業は、規模が比較的小さく、地域社会や特定の市場に密着したビジネスを行う企業です。
日本では企業数全体の約99%を占めているといわれています。
これらの企業は、経済の基盤を形成し、革新と雇用の主要な源泉となっています。
多くは家族経営や個人経営であり、地域経済において重要な役割を果たしています。
また、これらの企業は、柔軟な経営戦略と独自性を持ち、新しいアイデアや製品を市場に提供することで、大企業にはない特色を持っています。
中小企業のM&A件数の推移
近年、中小企業のM&A件数は増加傾向にあります。
これは、企業の成長や市場の変化、後継者問題などさまざまな要因によるものです。
経済のグローバリゼーションやデジタル化の影響で、中小企業も国際的な競争に晒されており、これに対応するためにM&Aが活用されています。
また、成熟した市場において新しい成長機会を見つけるためにも、中小企業はM&Aを利用しています。
中小企業M&Aの増加の背景
中小企業のM&Aは増加傾向にありますが、そこにはいくつかの背景があります。
それぞれについて見ていきます。
後継者不在
多くの中小企業では、創業者や経営者の高齢化に伴い、後継者の不在が顕著になっています。
このため、事業承継の一環としてM&Aが選択されるケースが増えています。
後継者がいない場合、企業の存続にはM&Aが有効な手段となり、企業価値の維持や従業員の雇用維持に貢献しています。
積極的な投資意欲
新しい市場や技術への参入を目指す中小企業が、M&Aを利用して事業の拡大や多角化を図る動きが見られます。
これにより、リソースの最適化、新しい市場へのアクセス、革新的な技術の獲得などが可能になります。
特に、デジタル技術や環境技術などの分野では、M&Aによる知識と能力の統合が重要視されています。
事業の立て直し
経営難に陥った企業が、M&Aを通じてリソースの再配置や事業の立て直しを図る例もあります。
これは、経営効率化やコスト削減、新しい事業戦略の策定などにより、企業の再生を目指すものです。
M&Aは、資金繰りの改善や新しいビジネスモデルの導入にも貢献するため、経営危機にある企業にとって重要な選択肢となります。
中小企業M&Aの今後の見通し
デジタル化の進展や市場環境の変化により、中小企業間のM&Aは今後も活発になると予想されます。
特に、技術や知識の共有、市場拡大の機会を求める動きが加速するでしょう。
さらに、持続可能なビジネスモデルへの移行や環境問題への対応など、社会的な要請に応えるためのM&Aも増加する可能性があります。
このように、中小企業のM&Aは、単に経済的な側面だけでなく、社会的な側面でも重要な役割を果たすことが期待されています。
中小企業M&Aの流れ
この章では、中小企業のM&Aの流れについて解説します。
戦略の策定から具体的な進め方について解説をしていきますので参考にしてみてください。
戦略策定
中小企業におけるM&Aの成功は、戦略的な計画から始まります。
この段階では、企業の長期的な目標とM&Aの目的を明確に定義し、市場分析や自社の強み・弱みを考慮に入れます。
戦略策定は、目指す成果とリスクの評価を含み、M&Aの方向性を決定する基盤となります。
マッチング
適切な買収対象や合併相手を探す過程は、M&A成功の鍵です。
このプロセスでは、市場調査、潜在的な対象企業のリストアップ、初期の接触などが含まれます。
仲介会社や自社のネットワークを利用して自社の戦略にマッチする企業を特定します。
トップ面談
トップ面談は、M&A取引の可能性を探るための初期段階です。
ここでは、経営陣同士が直接会って、ビジョンや経営方針について議論します。
相互理解を深めるとともに、文化的・組織的な相性を確認する機会となります。
トップ面談に関しては、以下の記事をご確認ください。
M&Aの「トップ面談交渉」とは?意義や注意点...
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基本合意
初期協議がうまくいけば、基本合意(LOI: Letter of Intent)に進みます。
LOIは、正式な契約前の意向書で、交渉の枠組みや主要な条件を定めます。
この段階で、双方が取引の基本的な条件に同意することが重要です。
基本合意に関しては、以下の記事をご確認ください。
LOI(意向表明書)とは?MOU(基本合意契約書)と...
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デューデリジェンス
デューデリジェンスは、買収対象企業の財務、法務、業務などを詳細に調査するプロセスです。
この段階では、隠れたリスクの評価や資産の実態確認が行われ、取引価格の交渉に影響を与える重要な情報が明らかになります。
デューデリジェンスに関しては、以下の記事をご確認ください。
M&Aのデューデリジェンス(DD)とは?目的や...
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最終交渉
デューデリジェンスの結果を踏まえて、最終的な交渉が行われます。
ここでは、価格、支払条件、その他の取引条件の最終決定が行われます。
双方の合意に達するためには、柔軟性と戦略的な思考が求められます。
契約
全ての条件が双方の合意に達したら、正式な契約書が作成され、署名されます。
この段階では、法的文書の精査が重要であり、契約内容の全ての細部にわたって合意がなされていることを確認します。
M&Aにおける最終譲渡契約に関しては、以下の記事で詳細を確認してください。
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PMI
ポスト・マージャー・インテグレーション(PMI)は、M&A取引後の統合プロセスです。
この段階では、組織、文化、システムの統合を進め、M&Aによるシナジーを最大限に引き出すことが目的です。
統合は複雑で時間がかかるプロセスであり、従業員のコミュニケーションと組織文化の適応が重要な要素となります。
PMIに関しては、「PMI とは – 事業承継・M&A用語集」
売却検討中の方の疑問をいますぐ解決!よくある質問と回答はこちら
M&Aでよくある質問〜売却検討中の方の不安・...
M&Aで会社や事業の売却を検討する中で、不安や疑問点は多くあるのではないでしょうか。 M&Aナビにおいても「いくらで売れるのか知りたい」「売却後の税金が不安」といったご質問をいただいております。 そこ…
中小企業がM&Aを成功させるための3つのポイント
この章では中小企業がM&Aを成功させるためのポイントについて解説をしていきます。
具体的な内容を3つあげて解説していきますので、参考にしてみてください。
目的の明確化
M&Aを成功に導くためには、まずその目的を明確にすることが重要です。
成長加速、市場拡大、技術獲得など、目的に応じて戦略が異なります。
目的が明確であれば、適切な対象企業の選定や交渉戦略の策定が可能になります。
また、目的の明確化は、関係者の合意形成や内部の意思統一にも役立ちます。
明確な目的は、M&Aのプロセス全体において指針となり、取引の成功率を高める要因となります。
専門家への相談
M&Aは複雑で専門的なプロセスです。
法律、財務、税務など様々な側面が関与するため、専門家の意見を聞くことが不可欠です。
専門家の助言は、リスクの軽減とスムーズな取引の実現に役立ちます。
また、市場分析や企業評価、交渉のプロセス管理など、専門家は多岐にわたる領域でのサポートを提供します。
投資銀行家、弁護士、会計士など、M&Aに関する深い知識と経験を持つ専門家の協力は、中小企業にとって不可欠なリソースとなります。
迅速な意思決定
市場は常に変動しており、チャンスは一瞬で過ぎ去ることがあります。
したがって、M&Aにおいては迅速な意思決定が求められます。
ただし、速さだけではなく、十分な情報収集と検討を行った上での決定が必要です。
迅速な意思決定は、競争の激しいM&A市場において優位性を保つためには不可欠ですが、慎重な評価とリスク分析を怠らないことも同様に重要です。
市場動向、財務状況、文化的フィット感など、様々な要素を考慮した上での迅速な意思決定が、M&Aの成功を左右します。
中小企業M&Aの注意点
この章では、中小企業のM&Aにおける注意点について解説していきます。
具体的な注意点を3つあげて解説をしますので参考にしてみてください。
情報の取り扱い
M&Aのプロセスでは、機密情報の取り扱いが重要です。
適切な情報開示と同時に、秘密保持契約の締結を確実に行い、情報漏洩のリスクを最小限に抑える必要があります。
さらに、情報の取り扱いは、関係するすべてのステークホルダーに対しても慎重に行う必要があります。
情報漏洩は、取引の安全性を損なうだけでなく、企業の評判や市場価値にも悪影響を及ぼす可能性があるため、情報管理の徹底は非常に重要です。
適切な買収監査の実施
買収対象企業の詳細な調査(デューデリジェンス)は、M&Aの成功に不可欠です。
財務状態、法務リスク、業務の実態などを徹底的にチェックし、隠れた問題がないかを確認することが重要です。
このプロセスには、買収対象企業の価値評価や将来の利益予測を正確に行うことも含まれます。
また、企業文化や従業員の士気、顧客関係などの非財務的な要素も慎重に評価することが、長期的な統合成功には欠かせません。
慎重な統合プロセス
M&Aの最終段階である統合は、特に慎重に進める必要があります。
組織文化の違いや業務プロセスの統合には時間と配慮が必要で、従業員の受け入れや適応も考慮する必要があります。
統合プロセスは、戦略的かつ段階的に行うことが効果的です。
また、従業員のコミュニケーションと参加を促進することで、統合に対する不安を軽減し、両社の協力を得ることが重要です。
統合の成功は、従業員だけでなく顧客やパートナーとの関係にも影響を及ぼすため、全方位的なアプローチが求められます。
中小企業M&Aの成功事例2選
この章では、実際の事例を通じて、中小企業のM&Aが成功した企業とその取引内容を紹介します。
都内パーソナルジムのM&A
東京と沖縄の2拠点でパーソナルジム事業を展開する相原様は、沖縄での事業拡大に集中するためにM&Aによる譲渡を検討。
同じくパーソナルトレーニングジムを運営する株式会社GASYに事業譲渡の形で新宿店を譲渡されました。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
パーソナルジムのM&A!更なる事業の成長へ売...
東京と沖縄の2拠点でパーソナルジム事業を展開する相原様は、沖縄での事業拡大に集中するためにM&Aによる譲渡を検討。同じくパーソナルトレーニングジムを運営する株式会社GASYに事業譲渡の形で新宿店を譲渡されました…
未成熟産業への参入としてのM&A
WKラボ合同会社の廣中克至様はM&Aナビを通じてフクロウカフェを買収されました。
今回の買収は、市場として成熟していないフクロウカフェという業態に対して未経験ながら挑戦する形でのM&Aでした。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
【買収者インタビュー】異業種から未成熟産業へ参...
2019年1月にM&Aナビを通じてフクロウカフェを買収されたWKラボ合同会社の廣中克至様に、M&Aを決意したきっかけから、買収後の現在、そして将来の展望までを話していただきました。 M&Aナ…
中小企業M&Aの方法・相談先
この章では、中小企業のM&Aの方法と相談先について解説をしていきます。
中小企業M&Aの方法
中小企業がM&Aを行うにあたっては、いくつかの方法があります。
具体的には以下のようなものがあります。
株式譲渡
株式譲渡は、企業の株式を買い取ることでその企業の経営権を得る方法です。
これにより、迅速に経営のコントロールを握ることが可能になります。
株式譲渡は、企業全体の買収を目的とする場合に特に適しており、経営方針の大幅な変更や効率化を図ることが可能です。
また、株主との直接交渉を通じて行われることが多く、買収後の統合プロセスも比較的スムーズに進めやすい特徴があります。
事業譲渡
事業譲渡は、企業の一部または全部の事業を別の企業に譲る方法です。
この方法では、特定の事業のみを対象にすることが可能で、経営資源の再配置に役立ちます。
事業譲渡は、不要な事業部門の売却や、特定の事業領域での競争力強化を図る際に有効です。
また、事業譲渡を通じて新しい市場や技術にアクセスすることも可能となります。
会社分割
会社分割は、企業が自身の一部を分離し、新たな企業を設立する方法です。
これにより、特定の事業部門を別の企業に移管することができます。
会社分割は、組織の効率化や特定事業の焦点を絞る際に有効な手段であり、新しい市場機会への対応やイノベーションの加速に貢献します。
また、分割された新会社は、独立性と柔軟性を持つことができ、特定分野での成長を加速させることが可能です。
その他の方法
これらの基本的な方法以外にも、合弁事業の設立や業務提携など、多様なM&Aの方法があります。
目的や状況に応じて最適な方法を選択することが重要です。
たとえば、合弁事業はリスク分散や市場への迅速なアクセスを実現するために有効であり、業務提携は限定的なコラボレーションを通じて相乗効果を生み出すことができます。
中小企業M&Aの相談先
ここからは、中小企業がM&Aを行う際の相談先について解説をしていきます。
解説を参考に相談先の選定をしてみてはいかがでしょうか。
M&A仲介会社
M&A仲介会社は、買収対象の企業を見つけ、交渉や契約のプロセスをサポートします。
専門的な知識と経験を持つ仲介会社を選ぶことで、スムーズな取引が期待できます。
仲介会社は、買収対象の選定から買収後の統合プロセスまで、幅広いサポートを提供し、取引のリスクを最小限に抑えながら最適な取引を実現します。
M&A仲介会社の選び方や費用に関しては、以下の記事をご確認ください。
M&A仲介会社の選び方や費用について解説!2つ...
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金融機関
銀行や証券会社などの金融機関は、資金調達のアドバイスや、時にはM&Aのチャンスを紹介することもあります。
金融機関は、資金面でのサポートだけでなく、市場分析や投資戦略に関する専門的なアドバイスも提供します。
これにより、M&Aの資金面での安定性を確保し、より良い投資決定を行うことが可能になります。
顧問税理士
税務の観点からM&Aに関するアドバイスが必要な場合、顧問税理士の役割が重要です。
特に、M&Aに伴う税務処理や資産評価に関して専門的な知見を提供します。
税理士は、取引の税務面での最適な戦略を提案し、税負担の軽減や合法的な税務計画をサポートします。
M&Aにおいて税理士が果たす役割に関しては、以下の記事で詳細に解説しているのでご確認ください。
M&Aにおける税理士の役割や業務を解説!報酬...
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商工会議所などの団体組織
商工会議所や業界団体は、M&Aに関する情報提供や、時にはマッチングの機会を提供することもあります。
地域の経済発展を促すためのリソースとして活用できます。
これらの団体は、地域に根ざしたネットワークや業界特有の情報を活用し、M&Aのチャンスを提供するとともに、地域経済の活性化に貢献します。
事業承継引継ぎ支援センター
事業承継引継ぎ支援センターは、特に後継者問題を抱える中小企業に対し、事業承継のためのM&A支援を行う団体です。
国の予算により設立され、各都道府県に1つ設置されています(東京都は2センター)。
後継者不在による企業の廃業を防ぐための重要な役割を果たしています。
これらのセンターは、事業承継の計画立案から実行まで、包括的なサポートを提供し、後継者の不足による中小企業の経営危機を解決するための重要なパートナーとなっています。
中小企業M&Aで仲介会社を選ぶ際の3つのポイント
この章では、中小企業がM&Aを行う上で仲介会社を選ぶ際のポイントについて解説をしていきます。
具体的な内容を3つ挙げて解説していきますので参考にしてみてください。
手数料体系
M&A仲介会社を選ぶ際、手数料の体系を理解し、透明性を確認することが重要です。
手数料は、固定料金、成功報酬、またはその組み合わせで設定されることが多く、取引の規模や複雑さによって異なります。
手数料の明確さは、取引における予期しないコストの発生を防ぎ、両者の信頼関係の構築にも寄与します。
また、手数料体系が公正で透明であることは、仲介会社がクライアントの利益を優先している証拠でもあります。
取引全体のコストを把握し、予算内で最良の結果を得られるよう、事前に詳細な手数料の説明を求めることが重要です。
M&A仲介会社の手数料に関しては、以下の記事を参考にしてみてください。
M&Aに必要な手数料は?種類や相場、手数料を...
M&A(合併と買収)に取り組んでみたいという意欲はあるものの、「手数料が高額と聞いて不安」という声が増えてきています。 近年のM&A市場の盛り上がりにより、M&Aが企業戦略の一環として広く行…
自社の業界での成約実績
仲介会社の業界内での経験と実績を考慮することも大切です。
特定の業界に精通している仲介会社は、その市場の動向や特有のリスクをよく理解しており、適切なアドバイスが期待できます。
業界に詳しい仲介会社は、買収対象の選定から価格交渉、契約条件の設定に至るまで、専門的な知見を活用してサポートを提供します。
また、業界特有の規制や市場の潜在的なチャンスに関する知識も豊富であり、効果的な取引戦略の立案に役立ちます。
業界の専門知識は、成功率を高め、リスクを軽減する重要な要素です。
担当者との相性
M&Aは長期にわたるプロジェクトであるため、仲介会社の担当者との相性は成功の鍵です。
信頼関係を築き、コミュニケーションが円滑に行えるかどうかを見極めることが重要です。
担当者との良好な関係は、プロジェクトの進行中に発生する様々な問題や課題に対処する際に不可欠です。
また、担当者の経験、専門知識、プロジェクト管理能力は、M&Aプロセスの各段階で有効な意思決定をサポートします。
担当者がクライアントのビジネスや目的を深く理解し、積極的にコミュニケーションを取ることで、より滑らかな取引プロセスと成功確率の向上が期待できます。
中小企業のM&Aのまとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事では中小企業M&Aの動向や背景、具体的に進める際の進め方や相談先の選定方法について解説してきました。
中小企業がM&Aを行う際の参考にしていただければ幸いです。
M&Aナビは、買い手となりうる企業が数多く登録されており、成約までの期間が短いことが特徴です。ぜひご活用ください。
株式会社M&Aナビ 代表取締役社長。
大手ソフトウェアベンダー、M&Aナビの前身となるM&A仲介会社を経て2021年2月より現職。後継者不在による黒字廃業ゼロを目指し、全国の金融機関 を中心にM&A支援機関と提携しながら後継者不在問題の解決に取り組む。著書に『中小企業向け 会社を守る事業承継(アルク)』
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