YouTubeチャンネルを売却するには?高く売却する方法と今売却した方がいい理由を解説!
近年、YouTubeやInstagramなどのSNS売買が盛んになってきています。
一方で、「SNSアカウントなどの売買って規約違反じゃないの?」などの疑問もあるかと思われます。
そこでこの記事では、「YouTubeチャンネルを売却してみたいけど、方法がわからない、いくらで売れるのかわからない」といった方向けにYouTubeチャンネルのM&Aについて解説していきます。
目次
YouTubeチャンネルの売買は規約違反?
結論としては、現行のYouTubeの規約上、YouTubeチャンネルの譲渡は規約違反に当たらないとされています。
YouTubeの公式が発表しているヘルプセンターでは、以下のようにYouTubeアカウントの譲渡についての手順が明記されています。
- ・ブランド アカウントでチャンネルの所有者と管理者を変更する
- ・YouTube チャンネルを別のアカウントに移行する
- ・チャンネルの所有権を譲渡した後のレポート作成に関する変更
- ・所有権譲渡リクエストの解決
アカウント譲渡の手順が記されているということは他者にアカウントを売却しても問題ないと考えられ、実際に譲渡されたチャンネルが何かしらのペナルティを受けたなどの事例もないです。
そのため、YouTubeチャンネルの売買は容認されていると考えられます。
今YouTubeチャンネルを売却するメリット
高値で売れやすい
近年、YouTubeなどの資産価値を有するSNS媒体の価値が高まってきています。
現在のYouTubeチャンネルの売却相場は直近半年〜1年の収益平均×10~15ヶ月ほどが多いです。
具体的には、チャンネル登録者数10万人のチャンネルだと約1500万円、50万人のチャンネルで約1億円の売却価額というイメージです。
特に顔出しなどをしていないチャンネルであれば、引き継ぎがしやすいため、売却しやすい傾向にあります。
今後YouTubeチャンネルの売却が禁止される可能性がある
現状、YouTubeチャンネルの売買は規約上容認されていますが、InstagramやTwitterなどのアカウント売買は禁止されています。
YouTubeチャンネルの売却を目的としてYouTubeを始める人が増えたり(商用利用目的のためにYouTube開設をする)すると、他のSNS媒体同様売買が禁止される可能性があります。
仮にそうなってしまった場合、売買が発覚したアカウントには何かしらのペナルティが課されることになるかと思われます。
そうすると、今までのような金額帯で買い手がYouTubeアカウントを購入することが減り、結果として売却がしにくい仕組みになります。
YouTubeチャンネルを売却する方法
ここからは実際にYouTubeチャンネルの売却方法を解説していきます。
YouTubeチャンネルの売買は個人で行う方が多いと思います。
個人M&Aの流れとメリット・デメリットについて、詳しくはこちらをご覧ください。

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M&Aプラットフォームを利用する
YouTubeチャンネルを売却する方法は「直接チャンネルの実績とともに営業をかける」「YouTubeのチャンネルで動画をアップして購入者を募る」など色々ありますが最も簡単な方法が、M&Aプラットフォームを利用するということです。
M&Aナビでは、YouTubeチャンネルやブログなどを売却でき、実際に成約実績があります。
まだ、売る気はないけど今後売却を検討している方などはぜひ一度ご相談ください。

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YouTubeチャンネルを高値で売却する方法
YouTubeチャンネルの売却金額は基本的に、直近の収益に依存します。
そのため、高く売却するには再生回数を伸ばすことが重要ですが、再生回数以外にも以下の指標で売却金額を上げることができます。
- ・グッズやイベント等の実績を提示し再生単価以外でのマネタイズ方法があることを説明する
- ・メンバーシップに加入している人数を説明する
- ・企業案件の実績を掲示する
他に収益が得られるポイントを示すことで、再生収益による売却金額以上に金額を設定することが可能になります。
YouTubeチャンネルに限らず、一般的なM&Aにおける会社の売却価格の定め方についてはこちらの記事を参考にしてみて下さい。

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YouTubeチャンネル売買で人気のジャンル3選
買い手は購入した後も継続してチャンネルを運営していけるかを一番気にしています。
また、動画編集スキルも決して簡単なスキルではないため、こちらも懸念の1つです。
そのため、買い手のこのような悩みをできるだけ排除したチャンネルは人気の傾向があります。
ここでは、実際に取引されている中で、人気なYouYubeチャンネルにはどのようなものがあるのかを紹介していきます。
切り抜きチャンネル
配信者の長い配信を短い動画に編集したり、更に字幕をつけたりする「切り抜き」は、チャンネル売買において最も人気のあるジャンルのひとつです。
人気の理由としては、
- 配信者が提供するコンテンツを編集するため、ネタ不足になる可能性がかなり低い
- 運営がしやすい
が挙げられます。
その一方で、最近は切り抜き動画チャンネルの数も非常に増えているため、配信者そのものの人気はもちろんのこと、切り抜きチャンネル自体の人気もつける必要があるといえるでしょう。
読みモノ系チャンネル
インターネットの掲示板で行われた会話や、Twitter上の意見をまとめるといった「まとめ系コンテンツ」も人気です。
切り抜きと同様に、既存のコンテンツを要約する形であることに加え、まとめサイトでの閲覧数やTwitter上での反応を参考にすれば、そのコンテンツにどれだけの人気があるのかをある程度推測することもできます。
また、配信者そのものの人気に影響を受けることがないため、切り抜きよりも安定して動画を作成できる点も魅力の一つでしょう。
切り抜きに比べると作業量が増えてしまう点はネックですが、題材は多いので、ノウハウさえあれば運営しやすいジャンルであると言えるでしょう。
解説チャンネル
時事ネタや都市伝説、アニメ・マンガの考察等、特定のジャンルに関して解説を行う「解説系コンテンツ」も人気です。
まとめコンテンツのメリットに加え、題材によっては視聴数の急増も期待できます。
しかし、まとめ系と同様に作業量が多くなりがちで、加えて該当分野に関する知識も求められます。
逆に、自身が得意とする分野であったらかなり良い選択となるでしょう。
YouTubeチャンネル売買 まとめ
YouTubeチャンネルの売却方法について解説しました。
冒頭にも書きましたが、現在YouTubeチャンネルが高値で取引されています。
売却をご検討されている方はぜひ一度売買サイトに登録されてみてはいかがでしょうか。
M&Aナビは、売り手・買い手ともにM&Aにかかる手数料などを完全無料でご利用いただけます。買い手となりうる企業が数多く登録されており、成約までの期間が短いのも特徴です。ぜひご活用ください。
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