YouTubeチャンネルを売却するには?売買の相場や高く売却する方法を解説!
近年、YouTubeやInstagramなどのSNS売買が盛んになってきています。
一方で、「SNSアカウントなどの売買って規約違反じゃないの?」などの疑問もあるかと思われます。
そこでこの記事では、「YouTubeチャンネルを売却してみたいけど、方法がわからない、いくらで売れるのかわからない」といった方向けにYouTubeチャンネルのM&Aについて解説していきます。
M&Aナビには、様々な企業規模や業種の売り手・買い手の方にご登録をいただいており様々な出会いのお手伝いをしています。
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目次
YouTubeチャンネルの売買は規約違反!?
結論としては、現行のYouTubeの規約上、YouTubeチャンネルの譲渡は規約違反に当たらないとされています。(2023年10月02日現在)
YouTubeの公式が発表しているヘルプセンターでは、以下のようにYouTubeアカウントの譲渡についての手順が明記されています。
- ブランド アカウントでチャンネルの所有者と管理者を変更する
- YouTube チャンネルを別のアカウントに移行する
- チャンネルの所有権を譲渡した後のレポート作成に関する変更
- 所有権譲渡リクエストの解決
アカウント譲渡の手順が記されているということは他者にアカウントを売却しても問題ないと考えられ、実際に譲渡されたチャンネルが何かしらのペナルティを受けたなどの事例もないです。
そのため、YouTubeチャンネルの売買は容認されていると考えられます。
今YouTubeチャンネルを売却するメリット
高値で売れやすい
近年、YouTubeなどの資産価値を有するSNS媒体の価値が高まってきています。
現在のYouTubeチャンネルの売却相場は直近半年〜1年の収益平均×10~15ヶ月ほどが多いです。
具体的には、チャンネル登録者数10万人のチャンネルだと約1500万円、50万人のチャンネルで約1億円の売却価額というイメージです。
特に顔出しなどをしていないチャンネルであれば、引き継ぎがしやすいため、売却しやすい傾向にあります。
今後YouTubeチャンネルの売却が禁止される可能性がある
現状、YouTubeチャンネルの売買は規約上容認されていますが、InstagramやTwitterなどのアカウント売買は禁止されています。
YouTubeチャンネルの売却を目的としてYouTubeを始める人が増えたり(商用利用目的のためにYouTube開設をする)すると、他のSNS媒体同様売買が禁止される可能性があります。
仮にそうなってしまった場合、売買が発覚したアカウントには何かしらのペナルティが課されることになるかと思われます。
そうすると、今までのような金額帯で買い手がYouTubeアカウントを購入することが減り、結果として売却がしにくい仕組みになります。
YouTubeチャンネルを売却する方法
ここからは実際にYouTubeチャンネルの売却方法を解説していきます。
YouTubeチャンネルの売買は個人で行う方が多いと思います。
個人M&Aの流れとメリット・デメリットについて、詳しくはこちらをご覧ください。
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M&Aプラットフォームを利用する
YouTubeチャンネルを売却する方法は「直接チャンネルの実績とともに営業をかける」「YouTubeのチャンネルで動画をアップして購入者を募る」など色々ありますが最も簡単な方法が、M&Aプラットフォームを利用するということです。
M&Aナビでは、YouTubeチャンネルやブログなどを売却でき、実際に成約実績があります。
まだ、売る気はないけど今後売却を検討している方などはぜひ一度ご相談ください。
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また、売却を検討されている方であっても参考までに、現在M&Aナビに掲載されているYouTubeの売却一覧を見てみることをお勧めします。
自社と近しい運営体制のチャンネルがいくらで売りに出されているか確認してみましょう。
YouTubeチャンネルを高値で売却する方法
YouTubeチャンネルの売却金額は基本的に、直近の収益に依存します。
そのため、高く売却するには再生回数を伸ばすことが重要ですが、再生回数以外にも以下の指標で売却金額を上げることができます。
- グッズやイベント等の実績を提示し再生単価以外でのマネタイズ方法があることを説明する
- メンバーシップに加入している人数を説明する
- 企業案件の実績を掲示する
他に収益が得られるポイントを示すことで、再生収益による売却金額以上に金額を設定することが可能になります。
YouTubeチャンネルに限らず、一般的なM&Aにおける会社の売却価格の定め方についてはこちらの記事を参考にしてみて下さい。
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YouTubeチャンネル売買で人気のジャンル3選
買い手は購入した後も継続してチャンネルを運営していけるかを一番気にしています。
また、動画編集スキルも決して簡単なスキルではないため、こちらも懸念の1つです。
そのため、買い手のこのような悩みをできるだけ排除したチャンネルは人気の傾向があります。
ここでは、実際に取引されている中で、人気なYouYubeチャンネルにはどのようなものがあるのかを紹介していきます。
切り抜きチャンネル
配信者の長い配信を短い動画に編集したり、更に字幕をつけたりする「切り抜き」は、チャンネル売買において最も人気のあるジャンルのひとつです。
人気の理由としては、
- 配信者が提供するコンテンツを編集するため、ネタ不足になる可能性がかなり低い
- 運営がしやすい
が挙げられます。
その一方で、最近は切り抜き動画チャンネルの数も非常に増えているため、配信者そのものの人気はもちろんのこと、切り抜きチャンネル自体の人気もつける必要があるといえるでしょう。
読みモノ系チャンネル
インターネットの掲示板で行われた会話や、Twitter上の意見をまとめるといった「まとめ系コンテンツ」も人気です。
切り抜きと同様に、既存のコンテンツを要約する形であることに加え、まとめサイトでの閲覧数やTwitter上での反応を参考にすれば、そのコンテンツにどれだけの人気があるのかをある程度推測することもできます。
また、配信者そのものの人気に影響を受けることがないため、切り抜きよりも安定して動画を作成できる点も魅力の一つでしょう。
切り抜きに比べると作業量が増えてしまう点はネックですが、題材は多いので、ノウハウさえあれば運営しやすいジャンルであると言えるでしょう。
解説チャンネル
時事ネタや都市伝説、アニメ・マンガの考察等、特定のジャンルに関して解説を行う「解説系コンテンツ」も人気です。
まとめコンテンツのメリットに加え、題材によっては視聴数の急増も期待できます。
しかし、まとめ系と同様に作業量が多くなりがちで、加えて該当分野に関する知識も求められます。
逆に、自身が得意とする分野であったらかなり良い選択となるでしょう。
YouTubeチャンネルの売却案件を探すには
YouTubeチャンネルの売却案件を探すには、どのような手段があるのでしょうか。
一般的には、以下の3つの手段があります。
- M&Aマッチングサイトで探す
- M&A仲介会社に相談する
M&Aマッチングサイトで探す
M&Aマッチングサイトは、インターネット上で企業の売却案件を探すことができるサービスです。
特に近年ではM&Aの案件を探すための手段として主流になってきており活用する企業が増えています。
当社では、M&Aマッチングサイトを運営しており常時1,000件の売却案件を掲載しております。
YouTubeチャンネルの売却案件もありますので、一度見てみてください。
M&A仲介会社に相談する
M&A仲介会社に相談することは、最もベーシックな手段の一つだといえるでしょう。
M&A仲介会社は、売却を検討している方を積極的に探索しており、売却案件の情報を豊富に持っていることが考えられます。
M&Aナビでは、プラットフォームに掲載していない非公開の案件を多数保有しておりますので、一度ご相談ください。
M&A仲介会社に相談する際は、手数料や費用など注意すべきことがいくつかあります。
詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
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YouTubeチャンネル売買 まとめ
YouTubeチャンネルの売却方法について解説しました。
冒頭にも書きましたが、現在YouTubeチャンネルが高値で取引されています。
売却をご検討されている方はぜひ一度売買サイトに登録されてみてはいかがでしょうか。
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株式会社M&Aナビ 代表取締役社長。
大手ソフトウェアベンダー、M&Aナビの前身となるM&A仲介会社を経て2021年2月より現職。後継者不在による黒字廃業ゼロを目指し、全国の金融機関 を中心にM&A支援機関と提携しながら後継者不在問題の解決に取り組む。著書に『中小企業向け 会社を守る事業承継(アルク)』
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