千葉県のM&A・事業承継の特徴について解説します

2022年03月20日

東京に隣接し、工業都市や観光地として栄えてきた「千葉県」。総人口は約628万人(2020年10月1日時点)で、ベッドタウンとしても親しまれている県です。

千葉県は工業や商業が盛んな一方で、事業承継の対策を取っていない経営者や、少子高齢化が問題となっています。そこで、価値ある技術やサービスを受け継いでいくためにも、M&Aという手段が考えられます。

この記事では千葉県で会社を経営する方に向けて、千葉県のM&Aの特徴やおもな産業、中小企業のM&Aの事例について見ていきましょう。

「市区町村別人口と世帯(最新)/千葉県県」
https://www.pref.chiba.lg.jp/toukei/toukeidata/joujuu/geppou/saishin/setai.html

千葉県のM&Aの特徴

千葉県のM&Aの特徴について解説します。

地域によってM&Aの特徴は異なり、事業承継や買収などに影響を与えることもあります。
具体的には「事業承継を計画できていない事業者が多い」「経営者の高齢化に加えて少子化が深刻」という点が、千葉県のM&Aに関わる特徴です。

千葉県の経営者の4割以上が「事業承継の対策をしていない」

千葉県の半数近くの経営者は、十分に事業承継の対策ができていない状態です。

帝国データバンクの「事業承継に関する千葉県県内企業の意識調査(2017年)」によると、千葉県の経営者の約7割が経営上の課題として「事業承継」を課題にあげていました。
一方で、事業承継については「計画がない」「計画は進めていない」という回答をトータルすれば、事業承継の計画を立てていない方が実に4割超にもなっています。

少子化が進み後継者不足に拍車をかける

千葉県では、経営者の高齢化以外に少子化も進んでいます。
後継者不足の問題が少子化によって加速する中において、経営者としては迅速に対策を検討する必要があるでしょう。

問題解消に向けて、千葉県の金融機関や公的機関は事業承継の課題を解決するために、M&A仲介会社などと連携しています。また、事業承継についてのセミナー開催など支援体制を総力で進めています。

このような取り組みもあって、千葉県のM&A件数は2016年から多くなっている傾向です。
M&A仲介会社のレコフのM&Aデータベースによると、2018年における千葉県トータルのM&A件数は67件でした。

千葉県の特産地域における事業

千葉県の商工業の特徴としては、京葉臨海エリアでは、素材産業の石油精製・鉄鋼・石油化学などの会社がコンビナートを形成し、すべての産業に必要なエネルギーや原材料などを供給しています。

アジアでも指折りのコンベンション施設である幕張メッセをメインにして、千葉県の幕張新都心はアミューズメントや商業施設などを備える国際業務都市となっているのです。

また東葛エリアには、高い技術力があるベンチャー企業・中小企業などが集まっており、盛んに産学官連携を利用した研究開発などが行われています。

ほかにもかずさエリアには「かずさアカデミアパーク」があります。先端技術産業分野の精密機械やイオテクノロジーなどのマザー工場や研究施設などが集まっており、国際レベルの研究開発などが行われているのです。

このように、千葉県はエリアごとにさまざまな特色があります。

実際に、平成28年経済センサス活動調査において、年間商品販売額が全国第9位の約12兆5,632億円、2018年工業統計調査において、従業者4人以上の事業所の製造品出荷額などが全国第8位の約12兆1,263億円です。

このように、工業も商業も全国トップクラスの活動が千葉県で盛んに行われているといえるでしょう。

まとめ

今回は、千葉県のM&Aの特徴、千葉県のおもな産業についてご紹介しました。千葉県ならではの特徴を感じていただけたでしょうか?

半数近くの千葉県の経営者は、十分に事業承継の対策ができていない状態であり、少子化によって後継者不足が進むため、対策を迅速に検討する必要があるでしょう。

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